隠岐に人気バンドがやってくる!?
【隠岐に誰が映画を撮りにくるもんか!】
隠岐をたくさんの人に知ってもらうためには
どうしたらいいのかな?
自分の頭で一人ブレスト
雑誌に取材してもらう?
何か違う!
CMを作る?
むっちゃお金かかりそう
映画の舞台にすればいいんじゃない?
そうだ!映画を呼ぼう
そんなことを考えていた8年前
私は町内観光施設の一職員でした。
映画監督に直接手紙書いたり、
映画作っている人の話を聞きに行ったり、
そんなこんなしているうちに、
フィルムコミッションに勤めるようになって、
今に至ります。
映画を呼ぼうという閃きが
いつしか自分が日々追い求める
1つの目標になっていました。
いろんな人に会いまくって、
熱っぽく語りまくって・・・・
あるとき、島の人から言われました。
「東京から高い旅費払って、
誰がわざわざ隠岐に映画を撮りくるの?」
胸に刺さったこの言葉が、
私がこの仕事を続ける原動力に
なっていたりします。
私のオフィスにリトルミィーの
言葉が貼ってあります。
あなたの夢を、そんなこと無理だっていう人いるでしょ。
こう言い返してやりなさい。
あなたには無理ね、
でもわたしはできるの、
あなたとわたしはちがうから、って。
でも言ったからには
夢をかなえなきゃいけないことも覚えておきなさいよ。
でかい口たたくんだから。
映画を誘致する
フィルムコミッションの日常は
とても地味です。
事務所で制作さんと
メールのやり取りしていたり、
電話かけまくっていたり、
チラシ配ったり、
島内を車でぐるぐる、
とにかく
島のみなさんに
お願いごとしまくって、
頭下げまくるのが、
主な仕事。
時々、天を仰いで、
私がしたかったことって、
これなのかよ!
と自問自答することもあります。
でも、
作品が出来上がったとき、
作品がたくさんの人に見てもらった時、
子供が生まれたときのような
何とも言えない
幸福感でいっぱいになるんです。
よく、
生まれてきてくれたねって
我が子に語り掛ける
母親の気持ちそのもの
だから、自分が携わった、どの作品も
おしなべて愛しい。
フィルムコミッションとはそんな仕事です。
目立たず、
突拍子もないお願い事や
お騒がせごと、
迷惑かけることもたくさん。
穏やかな日常に
ある日突然
非日常をぶっこんでくる、
輩です。
そんな隠岐の島フィルムコミッションですが、
どうか、これからも皆様のお力を貸してください。
よろしくお願いします。
来月隠岐で映画の撮影があります。
多数のエキストラが必要です。
お誘いあわせの上、ご協力のほどよろしくお願いします!