水若酢神社祭礼風流
ゴールデンウィーク初日、五箇地区の水若酢神社へ行ってきました。 水若酢神社では、隔年(西暦偶数年)の5月3日に 祭礼が行われています。 今年はその祭礼の年で、 山曳き神事や流鏑馬神事が行われました。 山曳き神事では、こどもたちの健やかな成長を願って 生後百日目以降の男児たちが 山車に繋がれた綱を曳いて歩きます。 昔は、この祭礼に参加できるのは男児だけでした。 しかし、男児ばかりが氏神の恩恵に預かるのを悲しがって、 平成8年の祭礼からは、 小学校1・2年の女児たちも 稚児行列として参加できるようになったそうです。 下の動画は祭礼の様子です。
撮影日/2014年5月3日 動画を見ると分かる様に、山車には舵がありません。 山留(あるいは山付)と呼ばれる男性たちが、 木の棒を使ってうまく舵を取っています。 これもまた見ものですよ。 いつもは閑散としている町ですが、祭事となると 地域中から人が集まり、とても賑わいます。 隠岐では、昔から祭事が大事にされています。 この日の祭りに参加する為に 帰省してきた若者もたくさん見られました。 このように、祭事を大事にし伝統を受け継ぐ隠岐の人々が 隠岐の魅力のひとつなのだと感じました。